2013年2月27日水曜日
料理が上手になるための条件
僕が考える「料理が上手くなるための条件」はとてもシンプルです。
それは
「美味しい物が好きなこと」
これだけです。
このように書くと、
「美味いメシが嫌いなヤツなんかいるわけないだろ!」
と言われてしまいそうですが、でも僕は本当にそう思います。
美味しい物が嫌いな人というのは、まずいないでしょう。でも「美味しくない物でも食べてしまう人」というのは少なからずいると思います。
確かに「仕方なく美味しくない物を食べざるを得ない」という状況は、経験したことがある人も多いと思います。
例えば、
・忙しい仕事の合間を縫って、お昼ご飯を食べようと入ったお店の料理が不味い。でも今さら店を変えている時間もないし……
あるいは、
・注文した料理は美味しくないけど、お金払わなきゃいけないから食べないともったいないし……
といった具合です。僕もそういう時はたまにあります(特に後者。でも結局、美味しくない物でお腹を満たしたときは、とても後悔します)。
ですが、僕の言っているのはそういった、ほとんど事故みたいな回避できない状況下での食事のことではありません。そうではなくて、普段から特に美味しくない物でも味のことを気にせず食べてしまう人のことです。
とにかく空腹が満たされればそれでいい、という人ですね。
それも一つの食事のスタイルですから、そのことについてどうこう言うつもりはありません。かく言う私も、休日で一人で家にいるときは、インスタントラーメンで済ませてしまうこともありますから……
あ、誤解しないで欲しいのですが、決してインスタントラーメンが美味しくないと言っているのではありませんよ。むしろたまに無性に食べたくなるくらいです。ただ、毎日のように食事として出てきたら、やっぱりちょっと飽きてしまいますよね。
料理を作るというのは、当たり前ですが、外食や買ってくるのに比べて時間も手間もかかりますよね。せっかく作る以上は、美味しく作りたいじゃないですか。例え自分だけが食べるのだとしても、「別に誰に食わすわけでもないからこれでいいや」と適当に作っていたら、いつまでも料理は上達しません。
だから、美味しい物が好きな人、常に美味しい物を食べたいという欲求がある人ほど、料理は上手になると思います。
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