2013年3月8日金曜日

大活躍の温泉卵をマスターする!


カレーライスや牛丼、ハンバーグにスパゲティ、さらには焼き魚など、和洋中問わずトッピングとして大人気の温泉卵。もちろんそのままアツアツのご飯にかけても醤油をたらしても文句なしに美味しいですよね。

そんな何かと大活躍の温泉卵、コンビニでも売っているのでお手軽に手に入りますが、「ちょっと物足りないな」というとき家でササッと作れたらカッコいいと思いませんか?


作り方はとても簡単です。

・水を張った鍋を火にかけ、沸騰したら止める
・すぐに卵を沈める
・7分経ったら引き上げて、すぐに冷水に取る

これだけです。


注意点としては、お湯の量に対しての卵の数ですね。

卵の数が増えるほど、入れたときのお湯の温度が下がりやすくなるため、上手く固まってくれません。

一般的な家庭でよく使われている、直径20センチほどの手鍋の場合の目安としては、水を八分目まで入れたとすると、卵は三個までですね。それ以上入れてしまうと固まりにくくなってしまいます。


そしてもう一つ、卵が常温に戻してあるかどうか。

常温になっていれば7分でも大丈夫ですが、冷蔵庫から取り出したばかりの場合はもう少し長めに入れておいた方がいいかもしれません。

鍋の大きさは各家庭でまちまちですので、何度か試してみてちょうど良い水の量と卵の量を見つけてみてください。


そもそも卵白と卵黄では固まる温度が異なります。

卵白は56~58度で凝固が始まり、62~65度で流動性を失います。そして80度で完全に凝固します。

一方卵黄は、64~65度で凝固が始まり、70度で完全に凝固します。

卵白と卵黄が両方とも「完全には固まらない状態」にしたものが温泉卵です。

ですので、本来であれば、65~69度のお湯に、13~15分程度入れておくと温泉卵ができあがるのです。

温泉は常に温度が一定に保たれているので、ちょうどこの温度の湧き出る温泉に卵を浸けておけば自然と温泉卵ができてしまうんですね。

しかし、温度計とにらめっこしながら長時間一定の温度を保つというのは家庭では難しい作業ですよね。僕も以前は店でよくやっていましたが、結構面倒臭いですし、油断するとすぐに温度が変わってしまって失敗してしまいます。

でも一度沸騰させて、火を止めるだけなら簡単ですよね。まずは一個から。是非お試しあれ。

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